技術情報:改変キャストのオーバーロードにて若干触れたCCTファイルのアンプロテクトについてです。
そもそもCCTファイルというのは、Habboのクライアントだと家具やシステムの実装クラスなんかのキャストを格納したファイルになります。
これを改変することによってUIを変更したり、追加することによって新しいデザインの家具を導入したりできるわけです。
公式の正規のCCTファイルには通常プロテクトがかかっており、そのままでは編集ができません。
家具のCCTを作る場合には家具のイメージキャストを格納したCCTファイルを新規に用意するだけなので特に必要なかったりもしますが、今回は家具のCCTを作るサンプルとして正規のCCTファイルのアンプロテクトからプロテクト済みCCTの生成までの手順をご紹介します。 事前に必要なものは以下の通りです。検索するなりして自力で入手してください。
- ベースとする正規のCCTファイル
(ここではサンプルとしてhh_furni_xx_bunny.cctを利用します) - recover-cct
- Macromedia Director 7~8、もしくはMX
家具の画像が格納されているCCTファイルにはクラスの記述されたスクリプトキャストは基本的に存在しません。
扉の開閉やアニメーション等の細かい動作を実装しているクラスは別のCCTファイルになるので、ここでは端折ります。(というか改変できません)