いつものようにHabboでフラフラしてたらとあるスペイン人に話しかけられ、俺の自作家具類がすごいだのなんだの。
何の話や?というと、自分は数年前プライベートサーバー設立当初にRagezoneというネトゲのエミュレーター開発ユーザー達の集う海外のフォーラムに、色々な家具をオリジナルで作って、ゲームで利用できるMODデータにして配布していたんです。
詳細は端折りますが、Tsuka’s PixelArtsという以前作ったウェブサイトで画像だけ掲載して紹介しているのでお暇があればご覧ください。
で、「Ragezoneの人達は皆Tsukaが死んだと思ってるよ」と言われ思わず失笑しましたが、このサーバーすごいだのCMSやサーバーの開発まだやってるのだの質問攻めを受け、ああ、いつも通りの海外のお方だなあと気にも留めてなかったんですが、Skypeで話し始めてみたらなんとこの方Shockwave版のクライアントそのものを改造する(自称)エキスパートではありませんか。
詳しく話を聞いていたらスクリーンショットまで送ってくれたので掲載させていただきます。
おー、UI改造してるよこの人。Flash版のデザインとうまく複合させててよく出来てる・・・。
そもそも、公式の現行バージョンはFlash版なのですが、今Tsuka’sHabboで使っているものとHABOXで利用する予定のバージョンは、どちらもShockwave版なんですね。
よく分からない方は飛ばしていただいて結構です。
Flash版だとActionScriptという言語でゲームクライアントの動作を改造したり新機能を実装したりといったことが比較的簡単なのですが、Shockwave版はLINGOという言語を用いて開発をしなければならず、それももう何年も前に開発サポートが打ち切られ、今やネット上にすら参考文献がほとんど出回っていないというロストテクノロジーぶり。
オマケに編集出来ないようにプロテクトのかかっている公式の当時のShockwave版のリソースを無理やり解析してAdobeDirector編集できるようにするツール(recoverCCT)があるのですが、それを使うと公式に実装されているLINGOのコードが失われるというお粗末さ。
サンプルすら無い、どういうコードで実装されてるかも分からない(逆アセなんてする知識は御座いません・・・。)、LINGOの仕様すらよく分からないという難題を抱えていたわけですが、このスペイン人は自分の事を「エキスパート」と豪語しているだけあって、そのあたりも弄れるんだとか。
まあでもUIの改造なんかだったら実際はコード書いたりする必要もないので出来ないことはないんですけどね・・・。
例えば新しいメニュー画面とか項目の追加といった、システムそのものを改変するのには必要不可欠になってくるので、これはやはりLINGOの知識が無いと実装できません。
逆にUIの改修や家具の追加といった作業はグラフィックデータの改変・追加で出来てしまうので、AdobeDirectorとrecoverCCTさえ持っていれば割と誰でも家具のMODを作ったりできます。
で、このスペイン人の方ですが、「ぜひともHABOXの開発リソース(主にCMS)の一部提供と新規家具のデザインをお願いしたい」と頼まれ、「いいけどお前もLINGOのサンプル寄越せよ」と返したところ快く承諾。
これでWin-Winな立場となったわけですね。
ということで今後の開発の話にチラホラこのスペイン人(theking氏)が出てくるかもしれません、ご期待ください。(何を)
まだ他にも数枚SS頂いたのですが、面白かったものを1枚だけ紹介させていただきます。
ちなみに18歳未満閲覧禁止です。見ちゃダメです。(背後のお母さんの視線にお気を付けください)
この本能に忠実な技術の使い方・・・ 流石エキスパートです。
とてもマネできません。(したくありません。)
このSSみたいになったらhabboやめる\(^o^)/
これからのhabboがたのしみで仕方がない